商工中金のワンタイムパスワードについて解説


商工中金のインターネットバンキング「商工中金ダイレクト」では、セキュリティを強化するためにワンタイムパスワードが採用されています。これは、取引ごとに一度だけ有効な使い捨てのパスワードで、不正アクセスや詐欺を防ぐための重要な仕組みです。

ワンタイムパスワードには、主に2つのタイプがあります。


ワンタイムパスワードの種類

  1. トークンアプリ(ソフトウェアトークン)

    • スマートフォンにインストールする無料のアプリです。

    • アプリを開くと、ワンタイムパスワードが表示されます。

    • メリット: スマートフォン1つで利用できるため、持ち運びが便利です。

  2. ハードウェアトークン

    • 電卓のような形状をした専用の機器です。

    • ボタンを押すと、画面にワンタイムパスワードが表示されます。

    • メリット: 物理的な機器なので、スマートフォンがなくても利用できます。


よくあるトラブルと対処法

1. ワンタイムパスワードが届かない、表示されない

  • トークンアプリの場合:

    • スマートフォンの通信環境を確認する: オフライン状態ではパスワードが表示されないことがあります。

    • アプリを再起動する: 一時的な不具合の場合、アプリを一度閉じてから再度開くと改善することがあります。

    • 時間設定を確認する: スマートフォンの時刻がずれていると、パスワードが正しく表示されない場合があります。設定画面で時刻を自動設定にしてください。

  • ハードウェアトークンの場合:

    • 電池切れの確認: 画面が暗い、何も表示されないといった場合は、電池切れの可能性があります。商工中金の窓口に相談してください。

2. 機種変更時の手続き

スマートフォンを機種変更する場合は、事前に新しい機種でワンタイムパスワードアプリの利用手続きが必要です。

  • 旧端末での解除手続き: 新しい端末に移行する前に、旧端末でワンタイムパスワードの利用解除手続きを行ってください。

  • 新端末での設定: 新しい端末にアプリをインストールし、商工中金が指定する方法で再設定を行います。

【ポイント】

機種変更前に手続きを忘れてしまうと、新しい端末でワンタイムパスワードが利用できなくなり、再設定に手間がかかる可能性があります。

3. 法人での利用

商工中金のワンタイムパスワードは、個人事業主や中小企業向けの「商工中金ダイレクト」でも利用されます。利用方法は個人向けとほぼ同じですが、企業のセキュリティポリシーや管理者の設定によって利用方法が異なる場合があります。


まとめ

商工中金のワンタイムパスワードは、大切な資金を守るための重要なセキュリティ機能です。トークンアプリとハードウェアトークンの2種類があり、それぞれの特徴を理解して利用することが大切です。

もし、利用中にトラブルが発生した場合は、まずは公式ウェブサイトのQ&Aを確認するか、直接商工中金のサポート窓口に問い合わせるのが最も確実な方法です。

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