魔除けになる植物って知ってる?厄除け効果があると言われる花や木を紹介!


「なんだか最近、悪いことが続くな…」「お守りになるようなものが欲しいけど、何を置けばいいんだろう?」

そう感じたことはありませんか? 古くから、私たち人間は、災いから身を守り、幸運を呼び込むために様々な方法を試してきました。その中でも、身近にある植物には、特別な力が宿ると信じられてきたものがたくさんあります。

この記事では、魔除けや厄除けの効果があると言われている植物を、洋の東西を問わずご紹介します。あなたの心と空間を清らかに保ち、日々の生活に安心と彩りを与えてくれる植物を見つけるヒントになれば嬉しいです!


昔から信じられてきた!魔除け・厄除けの植物の力

なぜ植物が魔除けや厄除けになると信じられてきたのでしょうか? それは、植物が持つ生命力や、特定の香り、形などが、人々にとって特別な意味を持っていたからです。文化や地域によって、そのいわれは様々ですが、共通して言えるのは「悪いものを遠ざけ、良いものを呼び込む」という願いが込められているということです。


日本の伝統に息づく魔除けの植物たち

まず、私たち日本人にとって身近な、古くから魔除けや厄除けの力があると信じられてきた植物を見ていきましょう。

1. アジサイ(紫陽花)

梅雨の時期に美しい花を咲かせるアジサイ。実は、この花にも魔除けの言い伝えがあります。特に、土用の丑の日にアジサイの花を軒下に逆さに吊るすと、金運が上がったり、魔除けになったりすると言われています。これは、アジサイの根がしっかりと張る様子や、花が咲き終わってもなかなか枯れない強さから、家を守る力があるとされたためと考えられます。

2. ヒイラギ(柊)

クリスマスの飾りでおなじみのヒイラギは、古くから日本でも魔除けとして用いられてきました。その名の通り、葉の縁がギザギザと鋭いトゲになっているのが特徴です。このトゲが鬼の目を刺すと信じられ、節分にはイワシの頭と一緒に玄関に飾る風習が今も残っています。鬼が嫌がる強い香りを放つという説もありますね。庭に植えることで、邪気の侵入を防ぐとも言われています。

3. モモ(桃)

春に可愛らしい花を咲かせ、甘い実をつけるモモも、古くから強い霊力を持つ植物とされてきました。『古事記』にも登場し、イザナギノミコトが黄泉の国から逃れる際に、モモの実を投げて鬼を退けたという神話があります。このことから、魔除けや不老長寿の象徴とされ、ひな祭りにも桃の花が飾られるのは、女の子の健やかな成長と厄除けを願う意味が込められています。


西洋で語り継がれる魔除けの植物たち

次に、ヨーロッパを中心に、魔除けや厄除けの力があるとされてきた植物をご紹介します。

1. セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)

黄色い小さな花を咲かせるセント・ジョーンズ・ワートは、西洋では古くから**「悪魔を追い払うハーブ」**として知られてきました。特に、夏至の日に摘んで玄関や窓に吊るすと、邪悪なものから家を守り、雷を避けるとも言われていたそうです。また、精神的な安定をもたらすハーブとしても重宝されています。

2. ホーリー(西洋ヒイラギ)

日本のヒイラギと同様に、クリスマスの飾りとして使われるホーリー(西洋ヒイラギ)も、強力な魔除けの力を持つと信じられています。赤い実とツヤのある濃い緑の葉が特徴で、冬の暗い時期でも鮮やかさを保つ生命力の強さから、邪気を払うとされてきました。古くは、冬至祭で邪悪な精霊から身を守るために飾られたり、雷除けのお守りとしても使われたりしたそうです。

3. スナップドラゴン(キンギョソウ)

ユニークな形の花が特徴のスナップドラゴン(キンギョソウ)は、その名前の通り、口を開けた竜のような形をしています。この花の形から、**「悪霊を追い払う」**力があると信じられてきました。また、防御や保護のシンボルとしても用いられ、庭に植えることで悪いものが家に入り込むのを防ぐと言われています。


植物の力を借りて、心穏やかな毎日を

今回ご紹介した植物たちは、古くから人々の暮らしの中で、魔除けや厄除けの象徴として大切にされてきました。これらの言い伝えは、科学的な根拠に基づいているわけではありませんが、植物が持つ生命力や美しさ、そしてその存在が人々に与える心の安らぎは、間違いなく私たちの生活を豊かにしてくれます。

もしあなたが、日々の生活にちょっとした安心やポジティブなエネルギーが欲しいと感じたら、これらの植物を飾ってみるのも良いかもしれません。きっと、あなたの心と空間に、清々しい風を運んでくれるはずです。


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