ブーティは「古い」ってホント?旬な着こなしと靴選びのポイントを徹底解説!
ファッション誌やSNSを見ていると、「ブーティはもう古い?」なんて声が聞こえてくることがありますよね。流行の移り変わりが早いファッション業界では、どんなアイテムもいつか「旬」を過ぎてしまうもの。
でも、ちょっと待ってください!ブーティが完全に「古い」と決めつけるのはまだ早いかもしれません。今回は、ブーティが「古い」と言われる理由と、今っぽくおしゃれに履きこなすためのポイント、そして靴選びのコツまで徹底解説します。
ブーティが「古い」と言われる理由って?
ブーティが「古い」と感じられる主な理由は、その丈感と、過去に流行したデザインのイメージにあります。
1. 足首丈が「中途半端」に見えやすいから
ブーティは一般的に、くるぶし丈からそれよりも少し長い程度の丈感が特徴です。
ボトムスとのバランスが難しい: 特に、半端丈のパンツやスカートと合わせると、足首が短く見えたり、全身のバランスが悪く見えたりすることがあります。
脚長効果が半減: 足首で区切られてしまうため、ロングブーツやショートブーツと比べて、脚を長く見せる効果が薄いと感じられることがあります。
2. 数年前の流行アイテムというイメージがあるから
数年前に大流行した際に、様々なデザインのブーティが店頭に並びました。その時のイメージが強く、アップデートされていないデザインを履いていると、どうしても「古い」印象を与えてしまうことがあります。特に、丸みが強すぎるトゥ(つま先)や、太すぎるヒール、装飾過多なデザインなどは、古見えしやすい傾向があります。
3. トレンドがロングブーツやショートブーツに移行しているから
最近のトレンドは、膝丈以上のロングブーツや、より足首がすっきりと見える丈のショートブーツへとシフトしています。ファッションの主役が移ることで、相対的にブーティの存在感が薄れ、「古い」と感じる人が増えていると言えるでしょう。
でも諦めないで!ブーティをおしゃれに履きこなす秘訣
「古い」と言われても、手持ちのブーティを眠らせておくのはもったいない!旬のポイントを押さえれば、今っぽくおしゃれに履きこなすことは十分可能です。
1. ボトムスの丈とシルエットにこだわる
ブーティを今っぽく見せるには、ボトムスとのバランスが最重要です。
フルレングスのパンツを被せる: 足首が隠れる丈のワイドパンツやフレアパンツ、ストレートパンツなどを合わせると、ブーティの丈感を気にせず、スタイリッシュな印象になります。足元がすっきり見え、脚長効果も期待できます。
ロングスカートやワンピース: 足元が隠れるマキシ丈やロング丈のスカート、ワンピースと合わせると、バランスが取りやすく、上品な着こなしになります。特に、裾が広がるAラインやプリーツスカートは相性抜群です。
靴下で遊ぶ: ブーティとボトムスの間に肌が見える場合は、カラーソックスやラメソックスなど、少しデザイン性のある靴下を挟むことで、こなれ感を演出できます。
2. ブーティのデザインをアップデートする
もしこれからブーティを買い足すなら、旬のデザインを選びましょう。
スクエアトゥ: 丸すぎず、尖りすぎないスクエアトゥのブーティは、今っぽさを感じるデザインです。
細身のシルエット: 足首周りがキュッと細身で、余分なダボつきがないデザインは、すっきりと洗練された印象を与えます。
チャンキーヒールやフレアヒール: 太すぎず、安定感のあるチャンキーヒールや、少し広がったフレアヒールは、トレンド感がありつつ歩きやすさも兼ね備えています。
素材感で遊ぶ: スムースレザーだけでなく、スエード、エナメル、型押しなど、素材感で変化をつけるとおしゃれ度がアップします。
3. 全身のバランスを意識する
ブーティに限らず、どんなアイテムでも全身のバランスが重要です。
トップスはコンパクトに: ボリュームのあるボトムスや丈の長さをカバーするため、トップスはコンパクトなものを選ぶとバランスが取りやすくなります。
Iライン、Aラインを意識: 全体的に縦長のIラインシルエットや、裾に向かって広がるAラインシルエットを意識すると、スタイルアップ効果が期待できます。
色使いを統一する: 足元とボトムスの色を合わせる「ワントーンコーデ」は、脚長効果があり、洗練された印象を与えます。
まとめ:「古い」ではなく「旬」のデザインを選べばOK!
ブーティが「古い」と言われるのは、過去の流行のデザインや、合わせ方によってはバランスが悪く見えてしまうことが原因かもしれません。しかし、これはブーティに限った話ではなく、どんなアイテムにも言えることです。
トレンドは常に変化するものですが、ブーティ自体が完全に消え去るわけではありません。旬のデザインを選び、ボトムスとのバランスを意識した着こなしをすることで、ブーティは今でも十分におしゃれで使えるアイテムです。
ぜひ、あなたの手持ちのブーティを今っぽくアップデートしたり、新しいブーティを探す際の参考にしてみてくださいね。足元からおしゃれを楽しんで、ファッションの幅を広げましょう!