いとこの結婚式、何着ていく？年代別おすすめ服装＆気になるご祝儀マナー徹底解説！
大切な「いとこ」の結婚式。親戚として門出を祝う晴れの舞台だからこそ、「どんな服装で行けばいいんだろう？」「ご祝儀ってどのくらい包めばいいの？」と、マナーや服装選びに悩む方も多いのではないでしょうか。特に、年代によってふさわしいスタイルも変わってきますよね。
この記事では、いとこの結婚式にふさわしい服装を、20代、30代、40代以上の年代別に厳選してご紹介します。さらに、気になるご祝儀の相場や、親族ならではのタブー、これだけは押さえておきたいマナーまで、徹底的に解説。安心して素敵な一日を過ごせるよう、一緒に準備を進めていきましょう！
親族としての心構え：ゲストをお迎えする気持ちで
いとこは「親族」の一員です。友人や職場の同僚として参列する場合とは異なり、親族は新郎新婦にとってゲストをもてなす側の立場でもあります。そのため、服装もマナーも、より一層「上品さ」と「きちんと感」を意識することが大切です。
- 派手すぎる装飾や露出は控えめに。
- 清潔感があり、上品な印象を与える服装を選びましょう。
- 新郎新婦より目立たない、というのも大切なポイントです。
【年代別】いとこの結婚式にふさわしい服装選びのポイント
20代：若々しさと上品さのバランス
20代は、フレッシュさを残しつつも、親族として品格を意識した服装を選びましょう。
- おすすめの服装:
- 華やかカラーのフォーマルワンピース: ベージュ、ライトグリーン、水色、ラベンダーなど、明るめの落ち着いた色がおすすめです。派手すぎる原色は避けましょう。レースやプリーツなど、上品な素材やデザインを選んで。
- セットアップスタイル: 上下で色や素材を合わせたセットアップも、きちんと感がありつつおしゃれに見えます。インナーはブラウスなどを合わせて上品に。
- パンツドレス: 足元が見えにくく動きやすいため、若々しくも落ち着いた印象を与えられます。素材はドレッシーなものを選びましょう。
- 小物:
- 小ぶりのクラッチバッグやパーティーバッグ。
- パールや小粒のラインストーンなど、上品なアクセサリー。
- ヒールのあるパンプス（つま先の開いたミュールやサンダルはNG）。
- NG例: ミニ丈、露出の多いデザイン、カジュアルな素材（コットン、デニムなど）、白一色のドレス。
30代：落ち着きと品格を兼ね備えたスタイル
30代は、大人の女性としての落ち着きと、親族らしい品格を重視した服装選びを。トレンドも取り入れつつ、上品さを忘れずに。
- おすすめの服装:
- ネイビーやダークグリーン、ボルドーなどのワンピース: 深みのある色は、大人っぽく上品な印象を与えます。素材はシフォン、ジョーゼット、レースなど、華やかさがあるものを選びましょう。
- ロング丈のドレス: 足元を隠すロング丈は、よりフォーマルな印象になります。
- 上質な素材のセットアップ: ツイードやジャカード織りなど、素材感のあるセットアップは高級感を演出できます。
- 小物:
- 上質な素材のバッグ（革やサテンなど）。
- 品の良いジュエリー（パール、ダイヤモンドなど）。
- 安定感のあるヒールのパンプス。
- NG例: 露出が多いデザイン、全身黒一色（喪服を連想させるため、小物で華やかさをプラス）、カジュアルすぎるデザイン。
40代以上：落ち着いた華やかさと上質さを追求
40代以上は、年齢にふさわしい落ち着きと、上質な素材感でエレガントさを表現しましょう。体型カバーも意識できるデザインを選ぶと安心です。
- おすすめの服装:
- 上質な素材のアンサンブルやツーピース: ワンピースにジャケットやボレロを羽織るスタイルは、きちんと感と上品さを両立できます。
- 長袖や七分袖のドレス: 露出が少なく、落ち着いた印象を与えます。
- 留袖や訪問着（和装）: 親族として最も格式高い装いです。新郎新婦の親御様とのバランスを考慮し、事前に相談して決めるのが良いでしょう。
- シックなカラー: ネイビー、グレー、ブラック、深めのパープルなど、落ち着いた色合いを選び、素材やデザインで華やかさを加えます。
- 小物:
- フォーマルなバッグ（布製や革製で、光沢のあるもの）。
- パールのネックレスやイヤリングなど、品格のあるアクセサリー。
- 歩きやすいヒールのパンプス。
- NG例: 若すぎるデザイン、カジュアルな素材、派手すぎる装飾。
これだけは押さえておきたい！結婚式の服装マナー共通のポイント
年代に関わらず、結婚式参列の服装には共通のマナーがあります。
- 白（純白）のドレスは避ける: 新婦の特権であるウェディングドレスの色なので、白一色のドレスは避けましょう。
- 黒一色の服装には注意: 喪服を連想させるため、黒いドレスの場合は、明るい色の羽織物や小物（バッグ、靴、アクセサリーなど）を合わせて華やかさをプラスしましょう。
- カジュアルすぎる服装はNG: デニム、Tシャツ、スニーカーなどのカジュアルなアイテムは厳禁です。
- 肌の露出は控えめに: 肩出しのドレスの場合は、ボレロやストールなどを羽織りましょう。
- つま先の見える靴は避ける: ミュールやサンダル、オープントゥのパンプスは避けて、つま先が隠れるパンプスを選びましょう。
- ストッキングは必須: 素足はNGです。肌色のストッキングを着用しましょう。
- ファーやアニマル柄は避ける: 殺生を連想させるため、結婚式にはふさわしくないとされています。
- 光沢の強い素材（昼間）: 昼間の結婚式では、サテンなどの光沢が強すぎる素材は写真に写り込みやすいため、控えめな光沢のものがおすすめです。夜のパーティーではOKです。
気になるご祝儀の相場とマナー
いとこの結婚式のご祝儀は、親族として少し多めに包むのが一般的です。
ご祝儀の相場（いとこの場合）
- 20代：3万円〜5万円
- 30代：5万円〜7万円
- 40代以上：5万円〜10万円
【ご祝儀のポイント】
- 偶数は避ける: 「別れる」を連想させる偶数は避けましょう（ただし、「2万円」はペアを意味するため許容されることもありますが、基本的には奇数が無難です）。
- 新札で用意: 新郎新婦への祝福の気持ちを込めて、必ず新札で用意しましょう。
- ご祝儀袋の選び方: 「結び切り」または「あわじ結び」の水引のご祝儀袋を選びます。何度も繰り返さないお祝い事に使われるデザインです。
- 表書き: 「御結婚御祝」や「御祝」と書き、その下にフルネームで氏名を記入します。
- 中袋の記入: 金額（壱、弐などの大字を使用）、住所、氏名を丁寧に記入しましょう。
- 袱紗（ふくさ）に包む: ご祝儀袋をそのまま持っていくのはマナー違反です。袱紗に包んで持参し、受付で袱紗から出して渡しましょう。
親族ならではの気遣い
- 夫婦で参列する場合: 連名で包み、相場は夫婦二人分として包みます。
- 家族で参列する場合: 未成年のお子様は基本的にご祝儀に含めず、お祝いの品を贈るか、親の分に少し上乗せする程度で良いでしょう。
- 交通費や宿泊費の有無: 遠方からの参列で、新郎新婦から交通費や宿泊費の援助がある場合は、その分をご祝儀から差し引くか、感謝の気持ちを伝える形で調整しても良いでしょう。ただし、事前に相手と相談し、失礼のないように配慮することが大切です。
まとめ：いとこの結婚式はマナーと祝福の気持ちで！
いとこの結婚式は、親族として大切な節目を祝う特別な一日です。年代に合った上品な服装と、心からの祝福の気持ちを込めたご祝儀で、新郎新婦の門出を盛大にお祝いしましょう。
この記事でご紹介した服装マナーやご祝儀のポイントを参考に、ぜひあなた自身も自信を持って、素敵な一日を楽しんでくださいね。新郎新婦にとって、あなたの存在が何よりの喜びとなるはずです！